性同一性障害
性同一性障害とは、本来の生物学的性別とは異なる性別であると認識してしまうことを言います。こうした性別の不一致から、不安や悩むことが多くなり自己への理解ができないことから日常生活に支障をきたします。
自分の身体に対し、「女らしさ」「男らしさ」を消そうと隠したりすることも多くあります。また、服装などの見た目や普段の行動も変わります。
性別が変わるというと、性同一性障害を同性愛と同じようなものだと考える人が多くいますがそれは違います。性同一性障害は、心の性と体の性が一致していない状態ですが、同性愛は自分の性の自覚があって、同性を恋愛対象にしている状態です。また、異性装という異性の服装や見た目になることを好む人もいますが性同一性障害はそれとも異なります。
性同一性障害かな?と思ったら
そもそも性同一性障害は、自分で気づくのがとても難しい病気です。普段からよく自分のことを理解して、なにか不安を感じたらすぐ周りに相談することが大切です。
また、自分の性をしっかり認識したうえで生活を送ると楽になることが多いようです。