統合失調症

統合失調症とは

 統合失調症は心や考えなど脳の動きがまとまりづらくなる病気で、気分や活動、人間関係に支障が出てしまいます。

 統合失調症は、健康なときにはなかった症状が起きる陽性症状健康なときにあったものがなくなる陰性症状に分けられます。

 統合失調症の発症の原因は現在はっきりと分かっていません。しかし仕事での緊張や人間関係によって生じるストレスなどによって発症するのではないかと考えられています。 統合失調症は100人に約1人がかかる病気で、身近な病気といえます。


陽性症状

妄想
 実際にないものもあると思い込んでしまう症状です。嫌がらせをされていると思ってしまう被害妄想、ある出来事や行動が自分に関係していると思ってしまう関係妄想などがあります。

幻覚
 本当は違うのに自分の悪口や噂が聞こえてくるといった幻聴、あるはずのないものが見える幻視といった症状です。

思考障害
 頭が混乱し、考え方の一貫性を失い会話に脈絡がなくなっているという症状です。

陰性症状

陰性症状には次のようなものがあります。


統合失調症かな?と思ったら

 統合失調症は、自分で気持ちの整理が非常につきにくくなり、放っておくと自分という人格が変わっていってしまいます。少しでも統合失調症なのではないかと思ったら、まずまわりの信頼できる人に相談しましょう。 そして、病気を良く知り必要に応じてクリニックなどに行ってみましょう。


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