まとめ

　私たちはこのサイトを通じて、ストレスは心の病気に繋がるということ、また精神病について多くの方に知っていただきたいと思い、ストレスを落とし穴に例えて作成しました。 残念ながら人は一人では生きていけませんし、ストレスをゼロにすることもできません。でもこのサイトを通じて、精神病に対する間違った偏見や、自分がストレスによってこころが疲れていることに気づくきっかけになるといいなと思いました。

　2030年までに『持続可能でよりよい世界を目指す国際目標(SDGs)』に掲げられている『３すべての人に健康と福祉を』『８生きがいも経済成長も』『１６平和と公正を』を達成するためには、誰もが心の元気は必須です。

　このサイトを機会に、今まで自分のことをあまり考えていなかった人も、一度自分の体調や気持ちについて整理してみませんか。また、周りに困っている方はいませんか。もし少しでも症状があてはまっていたり、辛いと感じた時には診察してくれる病院や相談できる自治体があります。一番大切なことは、理解してくれる人や場所があるかだと思います。これが個人の健康や生きがいになり、ストレスを回避できる力も生まれます。

　また、精神的な病気も身体的な病気となんら変わりないことを知ってほしいです。現在の日本の社会ではまだまだ浸透しておらず、私たちも今回のサイト作成をきっかけに学びました。日本人は本音を言わなかったり、自分は弱い人間だと決めつけてしまう傾向です。精神病はこころが弱い人がなるものではなく、身体と同じように「病気」だということをみなさんにわかっていただきたいのです。

　最後に、少しでも多くの人がストレス、精神病についての理解を深めて、実際に困っている人がいた時に手を差し伸べられる社会になることを願っています。