パニック障害

パニック障害とは

　パニック障害とは理由もなく、突如動機やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えなどの発作（パニック発作）が起こり、生活に支障をきたしている状態のことをいいます。

　この発作は死んでしまうほどの強さを持っていて、コントロールができないものです。また、その発作を経験していくにつれ、その発作が起こることに不安をいだいてしまい、発作が起きやすい場所に行くことを避けるようになります。特にエレベーターや電車など閉じ込められた状況では「逃げられない」と思うようになり、外出できなくなることもあります。

　また、パニック障害になる人は1000人に6〜9人となっていて、決して珍しくない病気です。また、男性より女性に発症しやすいとも言われています。

発作の様々な形

　起きる発作には、次のような種類があります。

・どこにも身体の異常はないのに突然鼓動が激しくなり、冷や汗がひどくなる

・「死んでしまうかも、、、」という不安に駆られる

・発作によるつらさや「発作が起きるかも、、」と思う不安などが増していくのに、周りはわかってくれない状況になる