中学生へのアンケート


目的
ストレスや精神病についてどのくらい知っているかを実際に数値として知るため

対象
芝浦工業大学柏中学校の2,3年生98人

調査日
2022年10月29日

 次の見出しは、実際に聞いた質問の文です。また、円グラフのデータは、全体と男女別それぞれを表示しています。



①日々学校でストレスを感じていますか

 この問いには、男女ともに「時々感じる」という回答が一番多かったです。また、「あまり感じない」と回答した人は女性の方が少ないことから、 女性の方が学校でストレスを感じていることが分かりまりました。「よく感じる」 「感じたことがない」と回答した人の割合は性別関係なくほぼ同じでした。






②コロナ前と現在で、日常生活でのストレスの感じ方に変化がありますか


 この問いに対しては、男女に違いがほとんど見られませんでした。あまり変化していないという回答が半数を占めており、より感じるようになったという回答が4割ほどです。 コロナパンデミックで、日常生活でのストレスは全体として増加したと言えます。






➂自分なりのストレス解消法がありますか


 この問いには、男女ともにあると回答した方が多かったですが、割合としては女性の方が14%ほど多かったです。全体的に見ても、3分の2ほどは自分なりのストレス解消法があると分かります。






➃ ➂で「ある」と答えた方へ具体的にどのようにストレスを解消していますか

この問いは記述式となっており、たくさんの回答をいただきました。
その中から抜粋したものを次に一覧としてあげます。


 主に趣味など自分の好きなことたくさんやり、気を紛らわせるという回答と、物に当たったりがむしゃらに叫んだりして発散するという2種類の回答に分類できます。 具体的にはゲームやネット、テレビと答えた人が多数でした。






⑤次の精神病のうち、名前を知っているものをすべてえらんでください

選択肢


 結果


 適応障害とPTSDはともに半数以上が知っていました。ただ、全体的に割合が少なく、精神疾患の種類は世間に広く知られてはいないことが分かります。また、すべて知らないという人が20%ほどいました。






⑥次の治療法のうち、名前を知っているものをすべてえらんでください

選択肢


 結果

 約64%の人が、薬物療法を知っていました。修正型電気けいれん療法については、1割ほどとほとんどの人が知りませんでした。また、すべて知らない人は30%程でした。






⑦精神病についての悩みなどを相談できる場所を知っていますか


 この問いに対しては、男女ともに「いいえ」という回答が多数でした。相談できる場所が分からず、自分で精神病を抱え込む人が多いことにも納得できます。 病院といっても、どういうところに行けばいいのか、自分の状態が本当に相談するような内容なのか分からないという方も多いと思います。






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