選挙がもたらす影響

総務省のページに「「選挙」は、私たち一人ひとりのために。」と書いてあるように
選挙は国民の意見を政治に反映してくれる国民の代表を選ぶためにあります。
では、私たち若者が選挙に行かないとどうなるのでしょうか?



選挙に行かないと社会はどうなってしまうの?


  1. 若者の意見が反映されにくい社会になる

  2. 現在の日本は少子高齢化が進んでいて若者の声が届きにくい社会に既になっていますが
    それに加えて投票に行かないと、若者の声がほとんど反映されていない社会になってしまいます。
    どの年齢層の人でも気持ちよく生活できる社会は全ての層の人の意見が反映された社会であると思います。
    なので、若者の意見が社会に反映されないことは大きな問題ではないでしょうか?

  3. 少子高齢化の加速

  4. 若者が選挙に行かなくなると候補者は投票に行く層、つまり高齢者に利益がある政策を掲げるようになります。
    そのため少子化問題などへお金が使われなくなり、ますます少子高齢化が進んでしまいます。
    そして、少子高齢化が進むことが若者の意見が反映されない社会へと導きます。

  5. 考えが偏っている代表者が選ばれることがある

  6. 人々が投票に行かなくなると候補者の熱狂的な支持者が投じる票の影響が大きくなります。
    それにより考えが偏っていて一部の人にしか利益がもたらされない政治が行われてしまう可能性があります。
    また、これは若者に限らず他の層の人が投票しなかったときにもこのようなことが起こることがあります。



選挙が与える影響の大きさ


では、次に選挙が政治を変えていることが特にわかりやすい例を紹介します。
2009年の衆議院選挙で長く政権を握っていた自民党を破り民主党が与党となりましたが民主党は政治を動かすことに慣れておらず安定した政治を行えませんでした。
それによりその次の衆議院選挙で投票先を民主党から自民党に変えた人がいたため、自民党がまた政権を握ることとなりました。
日本には有権者が1億人以上いるので自分の一票ではなにも変えることができないと思えるかもしれませんが、
このように投じた一票が政権を変えることがあります。



参考文献

・長与町選挙管理委員会「10代、20代の皆さんへ」 https://webtown.nagayo.jp/senkyo/kiji0032046/index.html
・群馬県議会「1 若者が選挙に行かない?」 https://www.pref.gunma.jp/site/gikai/24533.html