選挙は、日本だけでなく、海外でも行われるものです。 このページでは、海外の投票率や、その中でも特に投票率の高いスウェーデンやドイツを詳しく紹介していきます。
立憲民主制で元首は国王であるが権限がきわめて制限されている
一院制
満18歳から選挙権を持つ
スウェーデンの選挙の歴史を知りたい方は、こちらをご覧ください!
◎選挙の実施方法
・4年に1回選挙が行われ、9月の第2または第3日曜日に行われる
・有権者1人につき政治家か政党のどちらかに投票することができる
文部科学省「諸外国における世代別投票率」
(押すと拡大できます。)
このグラフから、年齢を問わず高い水準で投票率が推移していることがわかります。
⇒なぜこのような高い投票率を維持できるのか...
それはスウェーデンのこんなところにあります!↓↓↓
両親が食事の際に政治の話をしているのを聞き、自然と政治に興味を持つことも多いようです。
同日開催なので何回も投票所に足を運ぶ必要が無くなります。
例:病院や老人ホームや学校、刑務所
学校選挙とはスウェーデンが実施している全国の中学1年生から高校3年生を対象とした模擬投票です。
各生徒の参加は任意で、毎回の投票率は80%前後です。
日本でも学校内で模擬投票が行われていることがありますがスウェーデンでは国がこの学校選挙を実施しており、
全国の生徒が投票するので学校を超えて学生の政治への意見を知ることができて良いですね!
また、投票前に各党の議員やスタッフから実際に話を聞く機会もあります。
そして選挙期間中、学校がある日に学校を休んで選挙に関する活動を行いたい場合は「欠席」ではなく「公欠」にしてくれるそうです。
ユース党とは政党の中にある若者だけの党のことです。例えばスウェーデンの社会民主労働党には社会民主労働党ユース党(SSU)が存在します。
参加するにあっての年齢制限などは各党によって異なりますが、SSUでは13歳から35歳までが参加できます。党員は1万8000人に上ります。
スウェーデンのユース党では自分たちで党員を増やし独自で政策について提言をまとめます。
ユース党からの代表者のための席が確保されていて政党の党員とともに議論をすることができる党もあります。
また、ユース党に所属している市長などもいるそうで、若者の意見を反映しやすい仕組みになっていますね!
・NHK for School 「投票率が高いスウェーデン」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/clip/?das_id=D0005311210_00000
・田中久雄「スウェーデンの選挙制度について」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jalps/56/1/56_157/_pdf/-char/ja
・FNNプライムオンライン「「投票率」日本は世界139位 高い投票率の国には意外な理由が…“シルバー民主主義”では「活力低下」に」
https://www.fnn.jp/articles/-/258812
・YAHOO! JAPAN ニュース「学校選挙、子ども・若者団体に年間約45億円の助成金を出すスウェーデン若者・市民社会庁の取り組み」
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/e48cbb083133b88ba5b1b91b13fb15b16a03be88
・あなたの静岡新聞「スウェーデンの若者だけの政党「ユース党」の実態とは?」
https://www.at-s.com/news/article/national/1274687.html
・Valmyndigheten 「Att rösta」
https://www.val.se/att-rosta.html