3Dプリンターの歴史
小玉氏は、世界初の光造形方式液体樹脂に光を当て、樹脂を硬化させることで断面形状を作成し、積層していく方式のこと。の3Dプリンターを製作した人です。 小玉氏は、名古屋市工業研究所で働いていた時に光造形方式液体樹脂に光を当て、樹脂を硬化させることで断面形状を作成し、積層していく方式のこと。という技術を開発しました。その実験用の装置はすべて、小玉氏自身で製作していました。その時小玉氏は、研究所にいたのでアクリル板等の部品を寄せ集めて製作していました。ですので小玉氏は、予算をほとんど使わずに製作をしていました。そして、装置を作って実験をする期間も1~2日しかかっていませんでした。
チャック・ハル氏は、小玉氏の開発した光造形方式液体樹脂に光を当て、樹脂を硬化させることで断面形状を作成し、積層していく方式のこと。をさらに精密にし、小玉氏と同様の特許を出願しました。しかし、光を当てて固めて物を作る技術は、すでにあったので、精密にするまでの苦労や工夫が特許になりました。その後、特許を得た、チャック・ハル氏は、stl3Dデータの拡張子の一種。立体を、三角形のポリゴンを組み合わせることで表現している。対応ソフトが多いのも特徴。という3Dデータの保存方法を開発しました。その後、チャック・ハル氏は、3D Systems Corpという会社を起業しました。その会社で 世界初の光造形方式液体樹脂に光を当て、樹脂を硬化させることで断面形状を作成し、積層していく方式のこと。を用いた3DプリンターSLA-1を商品化、販売しました。