ホーム 学習ページ 用語集
FUTURE
+
用語集
+
目次

あ行

ISO規格
国際標準化機構、通称「ISO」が定めた国際規格のこと。
インクジェットヘッド
インクジェットプリンターにおいて、インクが噴射される可動式の装置のこと。
インクジェット方式
インクジェットヘッドから噴射した樹脂を紫外線で固めながら積層していく方式のこと。
ABS樹脂
最も一般的なフィラメントの一つ。熱収縮率が高く、反りが発生しやすい反面、強度に優れており、価格もリーズナブル。
液槽光重合法
ISO規格で定められた、光造形方式の別名。液体樹脂に光を当て、樹脂を硬化させることで断面形状を作成し、積層していく方式のこと。
液体樹脂
液状の樹脂のこと。光造形方式の3Dプリンターでは、紫外線を当てると硬化する液体樹脂(UVレジン)を用いて造形している。
SLA方式
Stereolithography Apparatusの略で、光造形方式の別名。光造形方式の中でも特に、"線"で紫外線を照射し、液体樹脂を硬化する印刷方式のこと。
SLS方式
Selective Laser Sinteringの略で、粉末焼結方式の別名。平らに敷き詰めた粉末に対して、レーザービームや電子ビームを照射することで、断面形状を溶融・結合させる方式のこと。
stl
3Dデータの拡張子の一種。立体を、三角形のポリゴンを組み合わせることで表現している。対応ソフトが多いのも特徴。
FFF方式
Fused Filament Fabricationの略で、熱溶解積層方式の別名。加熱ノズルから押し出される溶けた樹脂を、ステージとノズルの相対位置を変化させることで断面形状を作成し、積層していく方式のこと。
FDM方式
Fused Deposition Modelingの略で、熱溶解積層方式の別名。加熱ノズルから押し出される溶けた樹脂を、ステージとノズルの相対位置を変化させることで断面形状を作成し、積層していく方式のこと。
MJT方式
Material Jettingの略で、インクジェット方式の別名。インクジェットヘッドから噴射した樹脂を紫外線で固めながら積層していく方式のこと。
MJP方式
MultiJet Printingの略で、インクジェット方式の別名。インクジェットヘッドから噴射した樹脂を紫外線で固めながら積層していく方式のこと。
LCD方式
Liquid Crystal Displayの略で、光造形方式の別名。光造形方式の中でも特に、液晶ディスプレイで紫外線を照射し、液体樹脂を硬化する印刷方式のこと。
オーバーハング
造形物において、支えがなく宙に浮いた部分のこと。印刷する際には、サポート材が必要。
obj
3Dデータの拡張子の一種。テクスチャを定義することができ、かつデータ容量が軽い。対応ソフトが多いのも特徴。
オープンソース
オープンソースとは、ソフトウェアを構成するソースコードを自由に使用、調査、再利用、修正、拡張、再配布することのできるソフトウェアのこと。
オムニホイール
通常のタイヤとは異なり、 真横方向へ移動 ができるタイヤのこと。

か行

家庭用3Dプリンター
個人での購入を前提とした3Dプリンターのこと。産業用に比べ印刷精度は劣るが、値段が安く、5万円を切るものもある。
CADソフト
Computer Aided Designの略で、コンピューター設計支援ソフトのこと。画面上で、平面や立体を取り扱える。
CAM
CADで設計した図面を基に、工作機械での加工に必要な数値制御プログラムなどを作成する機能のこと。
金属3Dプリンター
金属材料で印刷できる3Dプリンターのこと。主に粉末焼結方式が該当する。
クラウド
ユーザーが、データを自身のパソコンではなく、インターネットを介した世界中のどこかのサーバーに保存し、利用できるようにする機能のこと。
結合剤噴射法
ISO規格で定められた、粉末固着方式の別名。インクジェット方式に分類されることもあり、敷き詰められた粉末材料の上にヘッドから接着剤(バインダー)を吐出し、固めていく方式のこと。

さ行

最終製品
試作品やサンプルではなく、実際に消費者に販売される製品のこと。機能性・耐久性が求められる。
再生医療
機能を失ってしまった臓器などを自分の体の幹細胞という特殊な細胞を取り出して増やし、 その臓器などにしてから、もとの体に移植などをして増やす方法などで、 再生すること。近年のiPS細胞もこれに部分的に含まれる。
材料押出法
ISO規格で定められた、熱溶解積層方式の別名。加熱ノズルから押し出される溶けた樹脂を、ステージとノズルの相対位置を変化させることで断面形状を作成し、積層していく方式のこと。
材料噴射法
ISO規格で定められた、インクジェット方式の別名。インクジェットヘッドから噴射した樹脂を紫外線で固めながら積層していく方式のこと。
サポート材
造形中、押し出されたフィラメントが浮遊するのを防ぐため、中空部分(オーバーハング)とステージの間に印刷する支柱。
産業用3Dプリンター
試作機や最終製品印刷機として、実際に企業で利用される3Dプリンターのこと。家庭用に比べ印刷精度が良く、値段が一千万円を超えるものもある。
CMYK
シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの四色のこと。印刷など減法混合の際、フルカラーを表す原色として用いられる。
治具
部品を加工をする際に使用する補助道具のこと。制作に3Dプリンターを用いる例が増えている。
集塵機
空気中の塵を集める装置のこと。
STEAM教育
Science(科学)、Technology(プログラミング・技術学習)、Engineering(工学学習・ものづくり)、Art(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の頭文字5つをとった、近年話題になっている教育形態、指針のこと。様々な学校でこの「STEAM教育」の取り組みがすすめられている。
ステージ
3Dプリンターにおいて、造形物が印刷される土台のこと。プラットフォームやテーブルともいう。
スライサーソフト
3Dプリンターで印刷する際、オブジェクトのデータを印刷用データに変換(スライス)し、3Dプリンターが分かる形式に書き直すソフトのこと。
3mf
3Dデータの拡張子の一種。様々な情報を格納でき、汎用性が高いのが特徴。
3DCAD
三次元(立体)で設計・製図を行うCADのこと。x軸・y軸・z軸の3つの軸を同時に使用して、立体を表現できる。
積層ピッチ
3Dプリンターで積層する際の、各層"一"断面の厚さのこと。この値が小さいほど、プリンターの精度が高く、なめらかな立体を印刷できる。
切削加工
造形物を一から積み重ねる3Dプリンターに対し、既にある材料から不要な部分を取り除き造形する加工方法のこと。
接着剤
バインダー、または、結合剤とも言う。粉末固着方式では、層状の粉末にこの接着剤を印刷していくことで、粉末を結合(硬化)して断面を形成する。

た行

窒素発生装置
その名の通り、窒素を発生する装置のこと。粉末焼結方式の3Dプリンターでは、粉塵爆発を避けるため、プリンター内に窒素を充満させる。
2DCAD
二次元(平面)で設計・製図を行うCADのこと。x軸とy軸・x軸とz軸・y軸とz軸の平面図を組み合わせることで、立体を表現することもできる。
デュアルヘッド
ヘッドが複数付いたプリンターのこと。熱溶解積層方式やインクジェット方式の3Dプリンターに搭載され、複数樹脂を同時に使用できる。
DMLS方式
Direct metal laser sinteringの略で、粉末焼結方式の別名。平らに敷き詰めた粉末に対して、レーザービームや電子ビームを照射することで、断面形状を溶融・結合させる方式のこと。
DLP方式
Digital Light Processingの略で、光造形方式の別名。光造形方式の中でも特に、プロジェクターで紫外線を照射し、液体樹脂を硬化する印刷方式のこと。
TPU樹脂
ゴム状のフィラメント。取り扱いが難しい反面、柔軟性・弾力性のある造形物を印刷することができる。
テーブル
3Dプリンターにおいて、造形物が印刷される土台のこと。ステージやプラットフォームともいう。
電技研
私たちが所属する部活、電子技術研究部の略称。各自がプロジェクトを持ち、自分のやりたい研究を行っている。
電子技術研究部
私たちが所属する部活。略称は電技研。各自がプロジェクトを持ち、自分のやりたい研究を行っている。

な行

ナイロン
石油を原料とした合成繊維の一種。耐久性・耐熱性に優れ、主に粉末焼結方式の印刷素材として用いられる。ナイロン6・ナイロン11・ナイロン12など、様々な種類がある。
二次硬化
光造形方式などの3Dプリンターにおいて、印刷完了後、造形物をさらに硬化させるために再び紫外線を照射すること。
熱溶解積層方式
加熱ノズルから押し出される溶けた樹脂を、ステージとノズルの相対位置を変化させることで断面形状を作成し、積層していく方式のこと。
ノズル
フィラメント(樹脂)を押し出し、ステージに印刷する部品のこと。

は行

Binder Jetting
粉末固着方式の別名。インクジェット方式に分類されることもあり、敷き詰められた粉末材料の上にヘッドから接着剤(バインダー)を吐出し、固めていく方式のこと。
PLA樹脂
最も一般的なフィラメントの一つ。農産物を原料としたエコなフィラメントで、強度が弱い反面、異臭が少なく取り扱いが簡単で、価格もリーズナブル。
BJP方式
BinderJet Printingの略で、粉末固着方式の別名。インクジェット方式に分類されることもあり、敷き詰められた粉末材料の上にヘッドから接着剤(バインダー)を吐出し、固めていく方式のこと。
PDCAサイクル
PLAN・DO・CHECK・ACTIONの4つの工程を循環させ、継続的な改善を図る手法。
光造形方式
液体樹脂に光を当て、樹脂を硬化させることで断面形状を作成し、積層していく方式のこと。
フィラメント
熱溶解積層方式で用いられるチューブ状の樹脂で、リールに巻くことができ、扱いやすいのが特徴。
ブラウザ
ウェブサイトを閲覧するために使用するソフトのこと。代表例として、Microsoft EdgeやGoogle Chromeがあげられる。
プラットフォーム
3Dプリンターにおいて、造形物が印刷される土台のこと。ステージやテーブルともいう。
プリント最大サイズ
印刷できる最大サイズのこと。家庭用プリンターでは10~15cm四方、産業用プリンターでは20~30cm四方が一般的。
粉末固着方式
インクジェット方式に分類されることもあり、敷き詰められた粉末材料の上にヘッドから接着剤(バインダー)を吐出し、固めていく方式のこと。
粉末焼結方式
平らに敷き詰めた粉末に対して、レーザービームや電子ビームを照射することで、断面形状を溶融・結合させる方式のこと。
粉末除去・再利用ユニット
粉末焼結方式や粉末固着方式の3Dプリンターにおいて、印刷完了後、付着した余分な粉末を除去&再利用する装置のこと。
粉末床溶融結合法
ISO規格で定められた、粉末焼結方式の別名。平らに敷き詰めた粉末に対して、レーザービームや電子ビームを照射することで、断面形状を溶融・結合させる方式のこと。
PETG樹脂
ペットボトルに採用されている樹脂を改良したフィラメント。温度調節が難しい反面、衛生面や耐熱性に優れている。
PolyJet
インクジェット方式の別名。インクジェットヘッドから噴射した樹脂を紫外線で固めながら積層していく方式のこと。

ま行

モーターマウント
モーターを支える部品のこと。

ら行

リサイクル率
粉末焼結方式や粉末固着方式の3Dプリンターにおいて、硬化されず余った粉末が、次回の印刷にどの程度使用できるかを表した割合。
レジン
樹脂のこと。特に、光造形方式などに用いられる、液体樹脂を表すことが多い。
ロボコン
ロボットにある特定の目標を達成するようにプログラミングをし、その得点などで勝負する大会のこと。

わ行

ワークショップ
体験型の講座のこと。電子技術研究部でも、様々なワークショップが行われている。
前:学習ページ
3Dプリンターに関する様々な学習コンテンツを提供しています。
クイズページ:次
このページには、3Dプリンターに関する様々なクイズが載っています。ランダムに出題される4択クイズに答えて、正解率100%を目指そう!!!!

戻る

文字
サイズ