Step.2
CADを
選ぼう
続いてCADソフトを選びましょう。無料の物からハイエンドな物まで、初心者用から上級者用まで、たくさんのソフトがあります。
Step.2では、そもそもCADとは何なのか。そして、どのような種類があるのかを解説します。一緒に、あなたのレベルや目的に合った、CADソフトを見つけましょう!!!
CADとは”Computer Aided Design”の頭文字をとった言葉で、日本語で”コンピューター設計支援”と言われています。言葉の通りコンピューターを使い設計・製図ができるツールです。
引用元:Fusion 360
CADが開発される以前、製品の設計や作図は紙とペンで行われていました。しかし、図の削除や複製・移動など、編集が極めて面倒で、非常に使い勝手が悪いものでした。
CADソフトでは、ユーザーの直感的な操作を、コンピューターが自動で計算し図面に反映させるため、これらの編集を簡単に行えます。
引用元:Tinkercad
CADソフトは、以下の2種類に大別することが出来ます。
二次元(平面)で設計・製図を行うCADです。x軸とy軸・x軸とz軸・y軸とz軸の平面図を組み合わせることで、立体を表現することもできます。
イメージとしては、紙とペンで行う手書きの設計方法に近いですが、図の削除や複製・移動など、編集を簡単に行えます。
3Dプリンターでは、印刷に立体的なデータが必要なため、2DCADで作った図を用いて、そのまま印刷することはできません。
三次元(立体)で設計・製図を行うCADです。x軸・y軸・z軸の3つの軸を同時に使用して、立体を表現できます。
手書きの立体図との最大の違いは、設計した立体図形を全方位へ回転し、様々な操作を行える点です。
▲引用元:Fusion 360
立体的なデータを作成できるため、3Dプリンターで印刷するには、この3DCADを用います。