🖋リク
2022/7/8
研究室見学 in 芝浦工大 真鍋研究室
①今回の取材について
チームリーダーのリクです。今回、私たちは、2019年の当時、私たちの所属している部活である電子技術研究部で副部長をされていた内田先輩のご紹介で芝浦工業大学 真鍋研究室の取材をさせていただきました。
②真鍋研究室の見学
今回は鈴木さん、内田先輩のお二方にご紹介いただきました。入ったときに驚いたのは3Dプリンターの種類の豊富さです。電子技術研究部には、2種類の3Dプリンターがあるのですが、真鍋研究室には5種類の3Dプリンターがあり、Form3(光造形)などの100万円近い3Dプリンターもあり、中学1年生のユウタロウもオーラを感じ取っていました(緊張感が高まりました...)。 また、鈴木さんが行っている「3Dプリンターを用いた転写箔」の研究を見させていただきました!下の写真は実際の研究で作られた芝浦工業大学の校章です。銀色の転写泊は電気を通すため、この技術を用いて基板などが製作できるものすごい研究です。鈴木さん曰く、最初はやはり苦労した点が多く、失敗が重なってしまった(写真)らしいのですが、試行錯誤した結果、このような綺麗なものに仕上がっていったようです。素人目では、クオリティが大変高いように感じましたが、鈴木さん曰く、まだまだ完璧ではないとのことです(ハイレベルすぎる...)。未来の基板製作のあり方が変わるような貴重な研究を見させていただきました!
③真鍋研究室でのVR・ AR体験
3Dプリンターの取材とは別に、VR(仮想現実)とAR(拡張現実)の体験をさせていただきました。VRでは、小さい島で女の子に挨拶をしたり、無限にジャンプできたりと、夢のような空間でした...!!!。現実では再現できないものも創れてしまうVR。本当に面白い体験でした。ARでは現実の中に物が出てくる...といった感じのシューティングゲームを行わさせてもらいました。どちらも現実なのですが、現実ではないという不思議な感覚でした(説明が大変難しい...)。ここでVRとARの違いがよくわからない方がいらっしゃると思われます。決定的な違いは「いる世界」にあります。VRは先述の通り、現実にないものを生み出すことができるため、自分を取り巻く環境全体を仮想世界に変えます。一方、ARはその名の通り、現実を拡張、つまり現実世界が主体になります。その現実世界に創造物が出てくるといった感じです。両者とも3Dプリンタに並ぶ未来を創造する最先端の技術でした。