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職業選択問題

アメリカでは「健康保険及び雇用に関する遺伝子情報に基づく差別禁止法」という法律により禁止されています。
ですが、過去に遺伝子差別がされてしまったこともありました。

例えば、実際に1970年代、アメリカで鎌状赤血球遺伝子保持者が空軍や航空会社などの就職や入学の差別がなされたことがあります。
ホモだと鎌状赤血球しか作れないため、常時貧血状態となり、幼児期に死亡してしまいますが、ヘテロだと正常なヘモグロビンも作ることができるため、日常生活で問題はない病気です。

このような差別は問題となります。
一方、職業の適正という面では、多くの人の命を預かる職業に、発作が高確率で起こる可能性のある人が就く、ということにも疑問符がつきます。
保証されるべき権利の確保と、どのように遺伝子診断の結果を活用していくか、ということに焦点が当てられます。


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