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Section3. 三大発酵
発酵には「乳酸発酵」「アルコール発酵」「酢酸発酵」の三大発酵というものがあります。
それぞれ詳しく説明します。
乳酸発酵
乳酸菌が糖類を分解し、乳酸を生成する発酵を「乳酸発酵」といいます。

乳酸発酵で作られる発酵食品には漬物・ヨーグルト・ぬか漬けなどがあります。
アルコール発酵
酵母が糖類を分解し、アルコールと炭酸ガスを生成する発酵を「アルコール発酵」といいます。

アルコール発酵で作られる発酵食品にはワイン・ビール・パンなどがあります。
酢酸発酵
酢酸菌が糖類とアルコールをえさに酢酸を生成する発酵を「酢酸発酵」といいます。

酢酸発酵で作られる発酵食品には酢があります。
まとめ
・乳酸発酵
乳酸菌が糖類を分解し、乳酸を生成する発酵
・アルコール発酵
酵母が糖類を分解し、アルコールと炭酸ガスを生成する発酵
・酢酸発酵
酢酸菌が糖類とアルコールをえさに、酢酸を生成する発酵
2. 微生物の世界
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