ビールの主原料は麦芽・ホップ・水です。ビールの素になる麦汁に酵母を加えると発酵が始まります。 麦汁の糖分がアルコールと炭酸ガスに分解されることで若ビールができます。これを数十日間熟成し、ろ過させると生ビールの完成です。 麦は穂軸を中心に粒が2列に並び、以下のビール向きの特徴を持つ「二条大麦」を使用します。 @ 粒が大きい A でんぷん質が多い B たんぱく質が適度 C 皮が薄い
また、香りとほろ苦さを出すためホップ(アサ科のツル性植物)を加えます。ホップには以下の役割があります。 @ ビール独特の香りとほろ苦さを与える A 余分なたんぱく質を凝固・分離し、ビールを清澄にする B 雑菌の繁殖を抑え、日持ちを良くする C ビールの泡立ち・泡持ちをよくする