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権利の歴史

1979年 国際児童年

1976年の国連総会にて、1959年の「児童の権利宣言」から20周年となる1979年を「国際児童年」とする決議が採択されました。これにより、1979年には、ユニセフを中心として子どもの権利や福祉に対する関心を世界的に高め、各国、各国民が子どもに関する諸課題の解決に向けて取り組んでいこう、という国際年になったのです。

ユニセフは、各国に対して、国際児童年の実施にあたって、国際児童年関連行事の企画や実施を担う政府・民間を含めた国内委員会の設置を求め、日本においても1978年、総理府(当時)に国際児童年事業推進会議を設置することが閣議決定されました。推進会議は同年、子どもに関する問題の啓発活動や、関連政策の充実児童福祉政策向上のための国際協力の拡充を行うことを決定しました。

また、国際児童年となった1979年には、ポーランド政府により草案が提出された「子どもの権利条約」の審議が開始されました。

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